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広島県警察本部の52歳の警部

  広島県警察本部の52歳の警部が、部下に架空の領収書を作成させるなどの手口で、捜査協力者への謝礼に使う捜査報償費55万円余りを不適切に使い、このうち8万円余りを着服したとして、広島県警は12日、業務上横領の疑いで書類送検するとともに懲戒免職処分にしました。

  書類送検されたのは、去年3月まで広島東警察署で交通第2課長を務めていた閑田裕二警部(52)です。

  広島県警察本部の調べによりますと、閑田警部は去年3月までのおよそ4年間に、勤務していた2つの警察署で、ひき逃げ事件の目撃者など捜査協力者への謝礼に使う捜査報償費8万3000円を着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。

  調べに対し、「単身赴任で経済的に厳しかった。公務でのつきあいに捜査報償費を充ててもよいと思った」と供述し、容疑を認めているということです。

  警部は部下17人に架空の領収書を作成させるなどの手口で、着服分を含めて捜査報償費合わせて55万円余りを不適切に使っていたということで、広島県警は警部を懲戒免職処分にするとともに、部下17人と当時の上司3人について本部長注意などの処分にしました。